カレー南蛮、カレーそば

カレー南蛮とは、そば台にカレーソースを掛けて、ネギを添えたものです。
江戸時代から南蛮と言いますと、唐辛子やネギのことを指しています。
そば屋で南蛮と言いますと、ネギのことを言います。
カレー南蛮が最初に売り出されたのは大阪とされ、明治42年のことだったそうです。
当時の内容は分からないそうですが、現在では、カレー南蛮と言いますと、一般にネギを入れて、カレーうどんになりますと、ネギの代わりにタマネギを入れることが多いようで、これが違いと言えば違いになるそうです。
東京都めん類協同組合によりますと、都内のそば屋さんでは、やはりカレー南蛮にはネギを使用している店が多いのですが、中にはネギとタマネギの両方を使用している店もあって、一様ではないということです。
そばとネギの組み合わせは、特に不思議なことはありません。もりそばにしましても、かけそばにしましても、ほとんどのそばには薬味としてネギが付いて来ます。
唯一、花巻そばだけはネギが添えられていませんが、これは海苔の香りを消してしまうからです。
それ程まで、そばとネギとの組み合わせは、相性が良いということでしょう。
それでは、カレーはどうなのでしょう。カレーはもともと、東南アジアを中心とした気候が熱い地域で食べられるスパイスを多用した料理です。
ただし、日本に伝わったカレーは、英国を経由していますからかなり洋風化されたカレーとなっています。
カレー自体は、日本人にとても好まれていて、それぞれ独特の日本風のカレーショップが、日本各地至るところに数多く存在しています。
しかし、そのような有名店の美味しいカレーソースを和食と組み合わせて果して美味しいものだろうかという疑いの声もあったようです。
カレーの製法からも分かる通り、うどん屋や蕎麦屋のメニューにあることが多くなっています。
店によっては、カレー南蛮とは別に出汁で延ばしていないカレーを丼によそった物をカレー丼として出す場合もあるようです。
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